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アフガニスタンで、タリバンが全土を制圧したと宣言した。

アフガニスタンの国営テレビが先週放送した映像。

銃などの武器や、戦闘員たちが自爆攻撃に使うとされる爆弾が披露されたほか、戦闘員がデモンストレーションを行い、「殉教部隊の犠牲に感謝する」という軍事部門トップの声明が伝えられたという。

現地では8月、首都・カブールが陥落して以降、タリバンの思想を強く反映した放送が増えているという。

こうした中、タリバンは日本時間の6日午後、アフガニスタン全土を制圧したと宣言した。

反タリバン勢力側は「戦いは続いている」と制圧を否定しているが、タリバンは、数日中に暫定的な新政権を発足させるとしていて、発足の式典には中国やロシア、パキスタンなどの代表が招待されるとみられている。