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東京五輪・レスリング女子50キロ級で、須﨑優衣選手(22)が中国のソン・アヤン選手を破り金メダルを獲得した。
須﨑は第1ピリオド開始早々から相手を攻め続け10ポイントを奪い、4試合連続のテクニカルフォール勝ち。

試合後のインタビューでは、終始涙声で
「本当にもう、今の自分があるのは、関わってくれた全ての人のおかげです。夢みたいです。(表彰式では)泣き止んで最高の笑顔をみせられるように準備してきたい。」
と語った。

左ひじ脱臼と靱帯断裂などの大けがにより、2019年の世界選手権の代表を逃した須崎、
ライバルの入江ゆき選手が世界選手権で表彰台を逃したことで、その後 東京五輪の代表切符を奇跡的に手にした。
吉村コーチから「0.01%でも可能性があるなら頑張ろう」と励まされ続けた結果手にした東京五輪の切符だった。

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