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次期首相の打ち出す政策への期待が広がる中、7日の東京市場も買い注文が広がり、日経平均株価が一時、3万台を回復した。

平均株価は、6日連続で終値が上がっていて、投資家心理が改善する流れが続いている。

7日の東京株式市場は、取引開始直後から買い一色となった。

6日に続き、菅政権退陣後の次期首相による経済対策や、政権運営が安定することへの期待が相場を支えている。

平均株価は、一時300円を超えて上昇し、3万円台を回復し、およそ5カ月ぶりの高値水準をつけた。

市場関係者からは、次の内閣への期待とともに、新規感染者の増加がピークを越え、感染拡大が抑えられるとの見方も買い材料だとの声が上がっている。

7日の東京株式市場の日経平均株価、午前の終値は、6日に比べ、235円03銭高い、2万9,894円92銭、TOPIX(東証株価指数)は、2,059.95だった。

「値上がりのペースは予想より早い」と見方も出ていて、高値がどこまで持続するかが今後の焦点。