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今回ピックアップするのは、単語の位置によって意味が変わる表現。意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語の慣用句などについてお届けする連載。

英語では、単語の位置によって意味が変わることも多い!

たとえば「I play tennis.」を日本語にするとき、「私がテニスをする」でも「テニスをする、私が」でも基本的な意味が変わらないように、日本語では単語の位置を入れ替えても意味が変わらないことも多くあります(もちろん、意味が変わってくることもありますが)。

一方、英語は文中のどこに単語を置くかによって、意味が変わるものが多く存在するのです!

そこで今回は、同じ単語を使っても位置によって意味が変わってくる例をチェックしていきます。

前回の記事はこちら>>英語で「He’s but a child.」といったら、どんな意味?

【例文】

・「He’s only a child.」(彼はほんの子どもに過ぎない。)
・「He’s an only child.」(彼はひとりっこだ。)

・「She’s not here for the matter.」(彼女はその事のためにここにいない。)
・「She’s here not for the matter.」(彼女はその事のためにここにいるわけではない。)

・「He alone did it.」(彼だけがそれをした。)
・「He did it alone.」(彼はひとりでそれをした。)

・「Happily he did not die.」(幸いにも彼は死ななかった。)
・「He did not die happily.」(彼は幸せな死に方をしなかった。)

・「Even he helped me with the work.」(彼でさえ私の仕事を手伝ってくれた。)
・「He even helped me with the work.」(彼は私の仕事さえ手伝ってくれた。)

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