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筆者は2018年から一時的にテニスから離れていたのですが、当時シャポバロフがプロになったところで
今後が非常に楽しみな選手だなと思ってみていました。

それから2020年途中までほとんどしていない時期が続いて2021年のウィンブルドンで久しぶりに試合を観戦したのですがとても強くなっていて驚きました。

今回はそんな進化著しいシャポバロフにフォーカスして記事を書いていきたいと思います♪

選手情報

名前 デニスシャポバロフ/Denis Shapovalov
国籍 カナダ
生年月日 1999/04/15
身長/体重 185cm/75kg
利き腕/バックハンド 左/片手
キャリアハイ 【12位】【2021/7月時点】

筆者が見ていたときは確か69kgくらいで細い選手といった印象ですが、現在のatpサイトでは75キロとなっています。
相当にトレーニングを積んで体を鍛えたんだろな
まだ、身長を考えると体重は増加する可能性あり!

プレースタイル

シャポバロフのデビュー当時、筆者が見ている段階での印象は、細い割にはパワーがある。どちらかというと体を上手に使ってボールをコントロールする選手だなというものでした。それから3年ほど経過してみてみるとゴリゴリハードヒッターといっても良いくらいのボールを打つようになっていました笑

もちろん、昔からよかった体全体を使ったショットはプレー中に見せてくれますし、体が出来上がったことにより球際の返球の精度が素晴らしくなっています。

特にバックハンドの進化は著しく、パワーもありますし、コースを変える技術も高く、なおかつ前に入っても打ち込めているのでなんだか期待をさせてくれる選手です。

プレースタイルはオールラウンダー。サービスもよくストロークも強い。当然にチャンスがあれば前に詰めてくる選手です。

今では強烈なショットに目がいってしまう選手ですが元々は体が細く体の回転を上手に使ったショットで器用な選手です♪

フォアハンド

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シャポバロフはフォアハンドのグリップはぱっとみは薄く見えますが、写真ではウェスタングリップ程度に見えますね。クロス方向には本来飛ばしにくいグリップではあるのですが、シャポバロフの場合は抜群のタッチの感覚と体の回転を使ってクロス方向に上手に飛ばしています。

バックハンドも強烈なのですが、フォアハンドも器用に体を使いコースを振り分けなおかつパワーもある。
最近見た感じでは回り込みのフォアハンドのストレートだけは精度をまだあげられるとは思っていますが、
ベースがコントロールな選手なだけに安定感もありトップ選手なのが納得なフォアハンドです!

バックハンド

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シャポバロフのバックハンドの握りは非常に厚めですね。
バックハンドは非常にシンプルにボールに強くインパクトしています。
グリップが薄いと手首が自由に動きすぎるためフォアハンドを主軸にバックハンドはシンプルかつ威力を出すようにプレーを変えたのでしょう。

バックハンドはフォアハンドほどの安定感はないですが、パワーがありフォアハンドを打つための主導権を得るためだけではなく、それだけでもポイントを奪取できています。

フォアハンドはパワーとコントロールどちらも高い精度を持ち、バックハンドはフォアハンドに比べるとやや大味のコントロール感はありますが、フォアハンドバックハンドどちらも非常に強い。

シャポバロフのここを参考にしたい!

ポイント

・体の回転を上手に使ったフォアハンド。
・ランニングショットの精度の高さ
・コントロールの大味感

シャポバロフの最も参考にして欲しいところはフォアハンドのバランスです。
腕だけではなく体全身を使ってボールを打っているので少ない力でボールを飛ばせつ角度もつけやすくなっています。特に腰の回転の力を非常に上手に使いこなしているので参考にして欲しいです。

また、プレーを見ていて感じるのはめちゃくちゃコースをつくというよりはこっちの方にボールが飛べばいいというショット時の余裕を筆者個人的には感じています。もちろんプロなのでその精度ですらすごく高いのですが、この大体こっちに飛ばすというのはテニスの上達ではとても大事だとは思うのでシャポバロフの体を使ったコースマネジメントは真似して欲しいと思います♪

使用ラケットとガット

シャポバロフはVCORE95にポリツアーストライクを使用しています。

ペイントはVCORE95ですが中身はVCORESV95にカスタマイズされたものらしいですね。
筆者としてはポリツアーストライクがお気に入りなのでシャポバロフが使ってくれているのは嬉しいです♪

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