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7月の家計調査で、消費支出が2カ月ぶりに増加した。

外出の自粛や、オリンピックを自宅で観戦するなどして、弁当や冷凍調理食品を家で食べる人が増え、食料がプラスとなった。

総務省が発表した7月の家計調査によると、1人暮らしを除く世帯が消費に使った金額は26万7,710円で、物価変動の影響を除いた実質で、2020年の同じ月と比べて0.7%増えた。

増加は、2カ月ぶり。

外出の自粛やオリンピックを自宅で観戦するなどして、弁当や冷凍調理食品を家で食べる人が増え、食料が1.9%のプラスとなった。

ただし、消費全体は、新型コロナウイルス前の水準を下回る状況が続いている。