麻生財務大臣は、日経平均株価がおよそ5カ月ぶりに3万円台を一時回復し、およそ5カ月ぶりの高値水準をつけたことについて「政権に対する思惑でこんなに動くものだろうか」と話した。
閣議後の会見で、麻生大臣は記者から日経平均株価の動きについて聞かれ、いつもは「株価の話について、財務大臣が話すということはない」で終わるが、きょうは珍しく話を続けた。
麻生大臣は「経済動向として、政権がひっくりかえらないということで上がるもんですかね。ぼく、株っていうのはよく分からないんですけど」「少々、はね方がすごいねと昨日、おととい見ていた」と話し、とにかく市場動向は注視しなければならない、と見解を述べた。