米国や欧州を中心に電動スクーターのレンタルサービスを展開する Bird が 4 日、ジオフェンスにより最高速度を制限する Community Safety Zones の導入を発表した(Bird のブログ記事、 Mashable の記事)。
Community Safety Zones は歩行者の多い区域での安全を高めるためのものだ。電動スクーターが区域内に入ると最高時速 13 km に制限され、アプリ内で減速の理由が説明される。Bird の電動スクーターは通常、Bird Air で最高時速 25 km、Bird One で最高時速 28 km だという。対象区域はアプリ内のサービスマップに明示され、それに従った経路をライダーが計画できるようにするとのこと。
当初 Community Safety Zones は学校の周辺に設定され、マイアミ・マルセイユ・マドリッドでテスト運用される。テスト結果を踏まえて他都市にも拡大し、公園やショッピングセンターへの対象拡大も検討するとのことだ。
Bird は自動緊急ブレーキやタイヤのスリップ検出機能、急加速を防止する初心者モード、アプリでのキーワード入力テストにより飲酒運転を防止する Safe Start 機能など、さまざまな安全機能を導入している。
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