政府・与党は、2022年度の税制改正で、ジンやウオッカなどの酒の、着色規制を撤廃する方針。
現在の制度では、国産のジンやウオッカなど、スピリッツと呼ばれる蒸留酒は、「色が一定以上濃いと、ウイスキーと誤解されやすい」という理由から、出荷できないことになっている。
政府・与党は、2022年度の税制改正で、誤解を防ぐようにしっかり広告で表示するなどの条件のうえで、この着色規制を撤廃する方針。
国産ジンやウオッカなどについて、国内や海外での市場の開拓につなげたいとしている。
一方、焼酎については、業界内で反対の声があることから、当面の間、規制が残る方向。