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7日夜遅く、東京23区と埼玉県南部で、震度5強を観測する地震があった。

この地震の影響で7日夜、東京・足立区を走行中の日暮里舎人ライナーが脱線し、乗客3人がけがをした。

8日午前6時現在の様子を、フジテレビ社会部・山口祥輝記者が中継でお伝えする。

脱線したのは、舎人公園駅から舎人駅方面に200メートルほど進んだところ。

高架上に5両編成の車両が止まっていて、脱線した先頭車両が横にずれているのが確認できる。

7日午後10時41分ごろ、日暮里発、見沼代親水公園駅行きの車両が脱線した。

この影響で、乗客の20代から30代の女性3人が頭を切るなどのけがをしたが、命に別条はないという。

舎人ライナーに乗車していた吉田さんは、「立っていられない揺れ。女性の方々が怖がってパニックになる方も多かった」と話す。

日暮里・舎人ライナーは、始発から全線で運転を見合わせていて、車両や地上設備が損傷しているため、復旧には時間がかかる見通し。