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東京オリンピック最終日。女子バスケットボールの決勝。

日本代表がオリンピック6連覇中の女王、アメリカを相手に熱戦を繰り広げ、史上初の銀メダルに輝いた。

決勝のコートに立ち、歴史に名を刻んだ日本。

序盤、165cmの本橋菜子選手(27)がスリーポイントで得点を重ねた。

しかし、オリンピック54連勝中のアメリカがその前に立ちふさがり、リードを許した。

それでも日本は今大会、高い成功率を誇るスリーポイントを、三好南穂選手(27)、赤穂ひまわり選手(22)が沈め、前半を11点差で折り返した。

すると後半、アメリカが本領を発揮。
高き壁に阻まれ、じりじりとリードを広げられると、一時は25点差に。

諦めない日本は、終盤、司令塔・町田瑠唯選手(28)が魅せた。
快進撃を支えてきたゲームメーカーの奮闘で女王に食らいついた。

勝利はならなかったものの“日本バスケ界”の未来を照らす、史上初の銀メダルを手にした。

町田瑠唯選手(28)「『メダルは遠い』と言われていたので、(日本のバスケが)世界で通用するということが、見ている方々にも伝わったと思うので、いい大会になったと思います」