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2021年ウィンブルドン4回戦でロジャーフェデラーを倒してくれちゃたホベルト・ホルカシュ【フベルト・フルカッチ/フベルト・フルカチュ→いろんな呼ばれ方してる】について今回は記事を書いていきたいと思います♪

選手情報

名前 Hubert Hurkacz【愛称・フビー】
国籍 ポーランド
居住地 モンテカルロ
生年月日 1997/2/11
身長/体重 196cm/81kg
利き腕/バックハンド 右/両手
キャリアハイ 18位【2021/7時点】

プレースタイル

ビックサーバー兼オールラウンダーテニス。
これだけ体が大きくてパワーテニスをイメージさせる選手ですが、テニスのメインにあるのは体を活かしたパワーショットではなく、フォアハンドは安定感。
バックハンドはタイミングを重視するカウンター気味のテニスをします。

ネットにもプロレベルではムーンボールのようなショットを使い器用に出てきます。【フォアハンド】

プレーの軸にあるのはベースラインよりも少し下がったポジションから安定感のあるストロークでコースをついたりカウンターを放ったりと守備から始まる展開が多いですが、徐々に自分の優位になるように展開を自分から作っていける選手。

筆者が見ていて特に感じたのはbig3にも引けを取らないリターンの安定感。
無理をせずに体重移動でしっかりとボールを運ぶので強いサービスゲームで優位を築き、リターンゲームも簡単にはキープさせてくれない選手です。

フォアハンド

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フォアハンドのグリップは厚めのようですね。
回り込みのフォアハンドではストレート逆クロスと器用にボールをコントロールしますが、ランニング時のフォアハンドのベースとなるのはストレート方向。

走りながらのフォアハンドのクロスの精度はあまり高くないのか、使わない印象があります。
しかし、ストレートの返球の精度は高く相手としては攻めにくいボールが多いと思います。

何試合か見ていますが、本人にとってはフォアハンドを走らされての展開は本意ではなく、そういった展開になる前に前に詰めたり、そうなっても相手のバックハンド側にボールを集めて元の展開に戻すようなプレーをしているように見えます。

フォアハンドの引き出しが多くなれば非常に怖い選手ですね♪

バックハンド

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手がデカすぎて判断できないですが、打ち方的にはバックハンドの左腕の握りは薄いはずです。
バックハンドはフラット打ち。
メドベージェフのバックハンドのクセがなくなって、ノリー選手に近いものを感じます。

相手の強いボールに対してタイミングと打点でカウンターを打てる選手です。
フォーム自体はマレー選手を彷彿させるコンパクトなテイクバックです。

フォアハンドが複雑な運動連鎖をしている分、バックハンドは非常にシンプルかつ強力。
ホルカシュ選手のストローク戦ではこのバックハンドからの展開が多いように思います。

特にライジングでのショットは参考にしたい選手です♪

ここを参考にしたい

ポイント

・ストローク戦になった時に前に行く嗅覚
・バックハンドの打点とタイミング

ホルシュカス選手を見ていて、一番参考にしたいのはバックハンドです。
メドベージェフ、ノリー選手と共通しているのはライジングで安定して返球できるので苦しい展開を逆転できるカウンターショットを持っています。

フォームも非常にシンプル。無駄がないからこそできるショットです。

また、バックハンド戦で打ち負けることはあまりないものの、フォアハンドにボールを集められるのを得意としないと筆者は考えていて、そうならないようにストローク戦になった時は先にできるだけ先に展開する姿勢が見えるよ右な気がします。【引き出しがあまりない】

逆に相手にとってはホルシュカス選手のフォアハンドを切り崩すポイントと考えるでしょう。

使用ラケットとガット

ホルシュカス選手はvcore pro97をカスタマイズしたモデルを使っているとされています。
詳しいスペックなどは公表はされていません。

ガットはポリツアーストライク1.25mmです。

ウィンブルドン2021ではベスト4に残ったうち二人が筆者お気に入りのポリツアーストライクを使用してくれているのでストライクの時代が来てくれることを期待します笑

投稿 【サーブとバックハンドが煌る】ホベルト・ホルカシュ プレースタイル・ラケット・ガットなどまとめスタテニ@テニス研究所【Star Tennis】 に最初に表示されました。