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2015年、130人が犠牲となった、フランス・パリ同時多発テロの裁判が始まった。

傍聴席が2,000人分用意されるなど、異例の規模となっている。

裁判には、被害者や遺族らおよそ1,800人のほか、300人の弁護士が参加する予定で、裁判所は臨時の大法廷を建て、2,000人分の傍聴席を用意するなど、異例の対応を取っている。

出廷した、実行犯グループで唯一の生存者とされる、運転手役のサラ・アブデスラム被告は職業について、「『イスラム国』の戦闘員だ」と答えたという。

市民「歴史に残る裁判だと思う。これであのテロに区切りがつくだろう」

テロは、2015年11月に発生したもので、パリ市内のコンサート会場などで、過激派組織「イスラム国」のテロリストが銃を乱射し、130人が死亡した。