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中古の動力噴霧機を検討する場合は、ほかの農機具と同じく、まず、試運転をしてみます。
そこで、水が勢いよく出ない機械は、だめですね。

また、問題なく水が出たとしても、さらに、ポンプ本体にヒビや破損がなか、チェックしましょう。
特に、寒い地方ですと、動力噴霧機のポンプが、凍結によって破損しているケースがあります。
ですから、冬に、氷点下になるような寒い地域の方は、特に、動力噴霧機のポンプの状態はきちんとチェックしておくべきでしょう。
そして、エンジンがセットされているセット型の動力噴霧機の場合は、プーリーと呼ばれている部分に張ってあるベルトの状態もチェックします。
ベルトが破損していると、すぐに切れてしまうこともありますから、状態によっては、ベルトの交換を申し出たほうが良いでしょう。
また、始動させてみて、うまく圧力が上がっていないケースや、ホースが震えるようなケースは、パッキンや圧力を調整している調圧弁が不具合を起こしている可能性もあります。
このような機械は避けたほうが良いでしょう。
また、動力噴霧機の付属品のノズルですが、自分が使う作業に適したノズルか、チェックしておきます。
ノズルにもいろいろな種類がありますから、自分の作業に合っていないノズルは、本体に付属していても意味がありません。
動力噴霧器は、農機具の中でも、比較的、パッキン以外の耐久性は高い機械です。
ですから、後は、オイル室にあるオイルが乳化していないことも、チェックして、購入すると良いでしょう。