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みなさんは、農機具のコンバインってご存知でしょうか?
農機具の中でも、わりとメジャーな機械なので、コンバインの名前くらいは聞いたことがある方も多いと思います。
コンバインは、正式名が、コンバインハーベスタです。
コンバインと呼ばれていることが多く、他にも呼び名がいくつかあって、コンバイン収穫機や、複式収穫機などです。
コンバインは、穀物を収穫する際に使う機械で、脱穀や選別もできる農機具です。
穀物の中でも、コンバインで収穫できるものは、アブラナ、大豆や米、それから、コムギ、ライムギ、また、トウモロコシなどです。
植物の種子の刈り入れ、同時に、脱穀と選別が出来る便利な機械です。

コンバインは、バリカンのような刃が付いていて、それで刈り取り,回転こき胴で脱粒します。
また、ふるいと送風機を使って、穀粒とわらくずを選別します。
そして、穀粒は袋詰めにするか、バラのままトラックに移動、ワラは、機外に排出するという機能を持っています。

ちなみに、日本で稲作において使われることが多い、コンバインは「自脱型コンバイン」です。
これと区別するため、一般のコンバインを「普通型コンバイン」と呼びます。
自脱とは、自動脱穀の意味ですが、「普通型コンバイン」も自動脱穀が可能です。
コンバインのメーカーは、有名なところでクボタ、ヤンマー、それから、また、イセキ、三菱などです。
これらの国内主要の農機具メーカーがコンバインを製造、販売しています。