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新年と成人の日にちなみ、総務省統計局が寅年生まれの人口と新成人の人口 (2022 年 1 月 1 日現在) を推計している(統計トピックス No. 130)。

昨年は新成人の数が前年から 2 万人増加していたが、今年の新成人 (2001 年生まれ) は昨年より 4 万人少ない 120 万人となり、過去最低を更新した。総人口に占める割合も 2 年ぶりに低下して 0.96 % (-0.03) となり、12 年連続で 1 % を下回っている。男女別にみると男性が 61 万人、女性が 59 万人となっており、人口性比は 104.6 となる。

寅年生まれの人口は 1,025 万人となっており、総人口に占める割合は 8.2 %。干支別では下から 4 番目となる。干支別の人口は丑年が昨年 1 年間で 73 万人増加して 1,139 万人となり、子年 (1,126 万人) と亥年 (1,111 万人) を抜いて 1 位に上昇した。少ない方では酉年 (991 万人) と午年 (981 万人) が 1,000 万人を割っているものの、1 位の丑年と 12 位の午年の差は 158 万人とそれほど大きくない。そのため、順位は干支が巡るたびに入れ替わるようだ。たとえば戌年は 2018 年 1 月 1 日時点で最下位だったが、翌 2019 年 1 月 1 日時点では 4 位まで上昇している。

寅年生まれの人口を出生年別にみると、今年 48 歳になる 1974 年生まれ (198 万人) が最も多く、72 歳になる 1950 年生まれ (185 万人) と 60 歳になる 1962 年生まれ (153 万人) が続く。最も少ないのは 96 歳になる 1926 年生まれ (19 万人) で、84 歳になる 1938 年生まれ (97 万人) と 12 歳になる 2010 年生まれ (106 万人) が続く。

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