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新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が落ち込んだことなどから、2020年度の国内の温室効果ガスの排出量が過去最少を更新した。

環境省の発表によると、地球温暖化の原因となる温室効果ガスの2020年度の国内排出量は11億4900万トンで、前の年度から5.1%減った。減少は7年連続で過去最少を更新した。

温室効果ガスの9割を占める二酸化炭素の排出量が産業部門や運輸部門などで減少していて、コロナの影響で経済活動が大幅に落ち込んだことなどが要因だとしている。一方、自宅で過ごす時間が増えたことから家庭部門の排出量は増加しているという。