沖縄で見つけたオオウロコアリヅカムシ。
触角が丸く欠けて面白い形をしています。
実はこれ、採集したことに全く気が付かず、自宅で採集したアリの世話をしているときに存在に気が付きました。
アリを採集時、吸虫ガンでアリを吸ったのですが、一緒に巣内の土も入っていました。
それを容器に入れてから、付近の落ち葉を数枚入れたのですが、この中に混じっていたのです。
実は以前も、沖縄で全く同じ状況で採集したことがありました。
しかも同じアリを採集した時、同じく土と落ち葉を入れていた容器内に混じっていたのです。
比較的珍しいとされるアリヅカムシで、こんな偶然があるのでしょうか？
もしかして、このアリの巣の中にいたのでしょうか？
このアリヅカムシは死んだふりをします。
この体勢のまままったく動かなくなるのです。
これは野外でもかなり意識しないと気が付かなそうです。
次回は意識して探してみようと思います。
こちらは石垣島で見つけた別種。
触角の形が沖縄の種とは違いますね。