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 【ワシントン=大内清】バイデン米大統領は9日、新型コロナウイルスワクチンの接種率を向上させるため、連邦政府の全職員・契約業者にワクチン接種を義務付ける大統領令に署名した。バイデン氏は同日の国民向け演説で、ワクチン接種は「自由や個人の選択の問題ではない。政府には国民を守る責任がある」と語り、保守層に根強いワクチンそのものへの懐疑論や、義務化への反対論を批判した。