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オミクロン株について、WHO(世界保健機関)のアフリカ地域事務所は、重症化リスクは低い傾向にあると発表した。

WHOのアフリカ地域事務所は9日、12月4日までの3週間で得られた、予備的なデータの分析を発表。

南アフリカの病院で集中治療室の使用率は6.3%だったということで、デルタ株の感染が急速に拡大した7月ごろに比べて、大幅に低いとした。

この傾向は、オミクロン株に感染してもあまり重症化しない可能性があることを示している一方、まだ初期のデータであり、今後も慎重に分析を続けていくとしている。

そして、アフリカでこれまでに接種されたワクチンは、世界全体の3%にすぎないとして、依然として大きな格差があると訴えた。