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10日、埼玉・蕨市のJR東日本の変電所で起きた火災の影響で、複数の路線が一時運転を見合わせ、警察と消防は、11日朝から変電所の現場検証を行っているが、第3者が侵入した形跡はないという。

10日午後、蕨市のJR東日本の変電所で火災があり、山手線や京浜東北線など、複数の路線が一時運転を見合わせ、およそ23万6,000人に影響が出て、11日朝は始発から通常通り運行している。

警察と消防は、11日朝から現場検証を行っているが、第3者が侵入した形跡はなく、変圧器の周辺から出火したとみられている。

JR東日本によると、蕨市の変電所は、基幹変電所として複数の変電所に送電し、そこから各路線に電気を送っているが、直接電気供給を受ける宇都宮線や高崎線、京浜東北線の一部は復旧に時間がかかったという。