日本政府の支援対象だったアフガニスタン人およそ10人が、陸路で隣国パキスタンに退避したことがわかった。
関係者によると、日本政府の国外退避支援対象になっている国際機関の協力者とその家族などアフガニスタン人およそ10人が、10日までに陸路でアフガニスタンから隣国パキスタンに出国した。
中には子どもも含まれているということで、今後、パキスタンから中東カタールを経由して日本に向かうとみられる。
日本政府は、現地に住む日本人や日本大使館のアフガニスタン人職員らの退避を支援するため自衛隊機を派遣していたが、日本人1人とアフガニスタン人14人を退避させたあと、任務を終え9月に日本に戻った。