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 米製薬大手ファイザーが製造した新型コロナウイルスワクチンをめぐり、5~11歳の子供への接種を認める動きが広がりをみせている。今月3日に始まった米国では10日までの1週間で約90万人が1回目の接種を終えた。欧州連合(EU)やアジアの一部などでも検討が進むが、もともと重症化の危険性が低いとされる子供への接種を急ぐことを疑問視する声や、よりリスクの高い年代でワクチンが不足している途上国などへの供給を優先すべきだとの意見も根強い。