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 新型コロナウイルスの感染が全国で拡大する中、6月に新規の受け付けが休止されたワクチンの職域接種は、今もなお足踏み状態が続いている。国は供給のめどが立つ8月23日の週から本格化させる見通しを示しているが、申請済みの多くの企業や団体、大学では、医師や会場の確保、接種人数の把握など計画の仕切り直しを迫られている。夏休み中の接種完了を目指していた大学では、秋以降の授業への影響を心配する声も上がり始めた。