もっと詳しく

埼玉・熊谷市のアパートで住人の女性が死亡しているのが見つかった事件で、さいたま地検は、殺人の疑いで逮捕された知人の男を傷害致死の罪で起訴した。

冨田賢被告(32)は2021年9月3日、熊谷市のアパートで、SNSで知り合った宮崎英美さん(27)の首を圧迫し、窒息死させた傷害致死の罪に問われている。

警察は10月、冨田被告を殺人の疑いで逮捕していたが、さいたま地検は、部屋に争った跡がないことや遺体の状況などから、殺意の認定が困難と判断し、傷害致死罪の適用に至ったとみられる。

逮捕当初の調べに対して、冨田被告は「殺していない」などと容疑を否認し、その後は黙秘を続けているという。