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青森県の八戸港で11日に座礁した貨物船が、12日朝になって船体が折れ、周囲の海域に油が流出している。

座礁した貨物船は船体が2つに折れ、周辺の海は船から流れ出した油で変色している。

中国人とフィリピン人の乗組員21人が乗ったパナマ船籍の貨物船が、11日朝に八戸港で座礁し、乗組員は11日夜までに海上保安庁のヘリコプターなどで全員救助された。

その後、12日午前4時すぎに、八戸港外に停泊中の船舶が2つに折れ、船体の後方部分が漂流しているほか、広範囲にわたって油が流出しているという。

海上保安庁は、流出した油の除去作業を行っている。