林外相は、アメリカのブリンケン国務長官と電話会談を行い、中国が軍事的圧力を強める台湾情勢に関し、「台湾海峡の平和と安定」の重要性を確認した。
林外相「(ブリンケン)長官との間では、台湾海峡の平和と安定が重要であるという認識を共有しました」
電話会談では、日米同盟の強化と「自由で開かれたインド太平洋」の推進で一致したほか、アメリカによる防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条が尖閣諸島に適用されることを確認した。
また、岸田首相が模索している年内の訪米について、バイデン大統領との対面での首脳会談が早期に実現するよう、調整を進めていくことでも一致した。
林氏が大臣就任後、他国の外相と対話を行うのは、これが初めて。