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 【ワシントン=大内清】米紙ウォールストリート・ジャーナルは12日、南米コロンビア首都ボゴタの米大使館スタッフら数人が聴覚障害など「ハバナ・シンドローム(症候群)」と呼ばれる原因不明の体調不良を訴え、同大使館が調査に乗り出したと報じた。こうした症状は2016年秋ごろ、キューバの首都ハバナで米大使館の外交官らに初めてあらわれたもので、何らかの音波や電磁波を利用した攻撃との見方もあるが、約5年がたった今も原因が特定されていない。