沖縄の森で、葉の上で小さなクモが、大きなケブカアメイロオオアリを捕食していました。
このクモはアリを専門に捕食するミジングモの仲間。
クモに詳しい方から、カニミジングモと教えて頂きました。
こんなに小さなクモが、こんなに大きなアリを捕らえるとはすごいですね。
そして別の日。
同じく沖縄の森で、別のミジングモがアリを捕食していたのですが、こちらもケブカアメイロオオアリを捕食していたのです。
その少し隣でも、同じようにケブカアメイロオオアリが捕らえられていたのですが、捕食していたのはミジングモではなかったのです。
撮影して拡大してみたところ・・・。
なんと脚の長いダニだったのです!
アリマキタカラダニの一種でしょうか?
ケブカアメイロオオアリにクモの糸が付いていることからも、これはダニが捕らえたのではなく、ミジングモの仲間が捕らえたものをダニが食べていたのでしょう。
ちなみに本州に生息するボカシミジングモも、大きなクロオオアリを専門に捕らえます。
ミジングモ全てが大型種ばかりを狙うようではないようで、シモフリミジングモは小さなトビイロケアリを捕食していました。