もっと詳しく

8月に11年ぶりに噴火した小笠原諸島の海底火山「福徳岡ノ場」の周辺で変色水が確認された。

海がところどころ黄緑に変色している。

12日に海上保安庁が実施した観測によると、8月13日におよそ11年ぶりに噴火した南硫黄島近くの海底火山「福徳岡ノ場」の周辺に、黄緑や黄褐色の変色水の分布が確認されたという。

東京工業大学の野上健治教授は、「今回の観測結果は、現在も活発な活動が継続していることを示しており、再噴火の可能性も否定できない」と話していて、海上保安庁は航行警報を出し、注意を呼びかけている。