山梨・甲府市の住宅が放火され、夫婦とみられる2人の遺体が見つかった事件で、傷害の疑いで逮捕された少年は、夫婦の娘と同じ高校に通っていて、警察は犯行の動機を調べている。
19歳の少年は、12日午前3時45分ごろ、甲府市の井上盛司さんの家で、井上さんの娘2人のうち10代の妹の頭を殴り、けがをさせた疑いが持たれている。
井上さんの家は、この直後に出火し、焼け跡から井上さん夫婦とみられる2人の遺体が見つかった。
現場には、油が燃えたような痕跡があるほか、遺体には刃物で刺されたような痕が見つかったという。
少年は、右手の小指を骨折し緊急手術を受けているが、放火をほのめかしているという。
少年は、10代の姉と同じ高校に通い面識があり、警察は犯行の動機を調べている。