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今回ピックアップするのは、「Sunday」の使い方について。意外と知らない英単語の意味や、勘違いしやすい英語の慣用句などを紹介する連載。

「Sunday best」ってどんな意味?

待ちに待った年末年始のお休みが終わってしまい、次の楽しみは三連休! カレンダーを見てみると、今年は昨年よりも三連休が多いようなのでうれしいです♡

さて、そんな今回は日本語で日曜日を意味する“Sunday”という単語の意味や使い方をピックアップ!

「Sunday best」

とはどのような意味かわかりますか?

私のように、お休みを心待ちにしている人にとっては「日曜日はベスト(最高)!」ですが、そんな意味ではありません。では「Sunday best」の意味とは……?

前回の記事はこちら>>「デモ」ってなんの略?「デモクラシー」と思った人… 違うんです!

正解は……「晴れ着」という意味!

先日の成人式の日には、晴れ着姿の新成人を見かけましたが、「Sunday best」や「Sunday clothes」が意味するのは、「晴れ着」。

キリスト教では、キリスト復活の日である日曜日に正装して教会に行く習慣があることから転じて、「Sunday best」で「特別な日に着る晴れ着」「よそ行きの服」という意味になったとされています。また「sunday-go-to-meeting」で「一番上等の」「よそ行きの」を意味する形容詞に。

いかに日曜日が特別な日なのかがうかがえますね!

また話が少し逸れますが、みなさんは1週間の始まり(the first day of the week)は、月曜日(Monday)か日曜日(Sunday)、どちらで考えますか? 私個人としては日曜始まりのカレンダーや手帳のほうが使いやすいと思っていますが、とある日本の調査によると「月曜始まり派」のほうがやや多いそう!

このどの曜日を始まりと捉えるかですが、実はこれも宗教的な考え方に影響されているのです。前述のとおりキリスト教では、復活の日である日曜日は仕事を休んで礼拝する日と位置付けられましたが、それが日曜始まりの起源とされています。

ただ調べてみると、ヨーロッパではISOが決めた基準に従い、生活や実務上では月曜始まりを基本としているのだとか。

今年も1年が始まりましたが、世界各国の曜日や祝祭日に対する考え方や事情について調べていくのもおもしろそうですね! また機会があれば、そういった話題にも触れていきたいと思います。

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