横田めぐみさんが北朝鮮に拉致されてから、15日で44年になる。
母親の早紀江さんは、「元気で帰ってくる姿が見たい」と、娘の帰国を願う心境を語った。
横田めぐみさんは、44年前の1977年11月15日、新潟市の中学校から下校中に北朝鮮の工作員に拉致された。
横田早紀江さん「元気でいてくれることだけを、希望を持って待っててくれることだけを願っている。ことし、来年ぐらいには、何か結末がきちっとして、結果が出て、みんなが元気で帰ってくる姿が見たい。何とか良い日が来るように頑張っていきたいなと思っています」
早紀江さんは、年末になるといつも思い出すという、めぐみさんの書き初めや、旅行先でめぐみさんが作ったというお土産のペンダントなどを持参し、当時の思い出を語った。
また、早紀江さんは「日朝首脳会談をやる時が帰国のチャンスだから、開催を願っている」、「岸田首相が最後だと思っている」として、日朝会談の早期実現を訴えた。