月例のWindows Updateです。
今回は、
- Windowsの脆弱性を修正
- その他、OS内部機能のセキュリティの改善 です。
また、特定の条件下で新しい日本語IMEが不具合を起こすことがあり、目下対応を進めているとのことです。後半では日本語IMEが不具合を起こした場合の暫定処置について記載しています。
Windows Update KB5008215
ダウンロードが終わると自動的にインストールが始まります。
インストールが終了すると、再起動を促されます。
再起動後に、バージョン(OS ビルド)を確認してみます。
更新後のバージョン確認 ➡ OS ビルド Build 22000.376 (以前は、Build 22000.348でした。 )
シリアル番号 「マスキング」・・・シリアル番号は正式版のWindowsでは表示されません(これは、Beta版です。)
2021年12月15日時点では非対応環境(Intel Core i5-7200U 第7世代CPU)にも更新プログラムが適用されています。
Build 22000.376
更新プログラムはシステムの品質を改善するもので、新たな機能は追加されていません。
セキュリティの向上に焦点が当てられており、WindowsカーネルやTCP/IP、DirectXなどのセキュリティが改善される。
機能面では、新たな絵文字をサポートしたほか、Explorerが動作停止してしまう問題やショートカットメニューが表示されない問題、Bluetoothオーディオデバイスの音量コントロールに関する問題などが多数修正されている。
既知の不具合 2021/12/15
既知の不具合
新しい日本語IMEを使用していると、アプリケーションにおいて、ローマ字/カナ入力モードが自動的に切り替わらない場合があります。
開発者向け情報: アプリケーションが『ImmSetConversionStatus』関数、またはVK_KANAキーエミュレーションを使用している場合、この不具合の影響を受けます。
回避策
以前のバージョンのIMEを使用する。
『設定』➡ 『設定の検索』に「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』を開く ➡ 『全般』 ➡ 一番下までスクロールして『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更することでこの不具合を回避できます。
新しい日本語IMEから以前のバージョンのIMEに戻す手順
『設定』 ➡ 『設定の検索』で、「日本語 IME の設定」と入力して『日本語 IME の設定』をクリック
『日本語 IME の設定』の一番下まで、スクロールし「全般」の部分をクリック
『全般』の一番下まで、スクロールし
一番下の『以前のバージョンの Microsoft IME を使う』をオンに変更する。
これで新しいIMEに起因する不具合は発生しなくなります。