8月10日の大雨の影響で、青森・むつ市にある魚の養殖施設では、土砂が入り込み、稚魚などが全滅する被害があった。
山口祥輝記者「魚を養殖するいけすがあったんですが、流れ込んだ土砂で埋め尽くされています」
むつ市大畑町の「山口養魚場」では、大雨で近くの川から土砂が入り込み、養殖をしていた魚など、およそ30トンが全て流された。
被害額は、およそ4,000万円にのぼる。
山口養魚場 営業担当・麦沢智暁さん「(被害を受けて)夜になれば、涙が勝手に出てきます。(卵から育てるのに)2年かかるんですよ。2年かけて何とか大きくなるよう頑張っていく」
14日は、ボランティアが泥をかき出す作業を行い、復旧に向けて動き出していた。