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新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大を受けて、濃厚接触者の待機期間を、14日から10日に短縮する。

後藤厚労相「オミクロン株の潜伏期間は3日のケースが最も多く、10日を超えることは極めてまれであることが判明した。このため、濃厚接触者の待機期間を、14日から10日に短くする」

14日、政府は、濃厚接触者に求めている待機期間について、現在の14日間から10日間に短縮することを発表した。

警察や介護など、社会機能の維持に必要なエッセンシャルワーカーについては、自治体の判断で、感染者に最後に接触した日から6日目にPCR検査、または抗原検査を行い、陰性が確認されれば解除することができる。

この決定に東京都の小池知事は。

東京都・小池知事「現場の状況を考えると、また、科学的に結論を出したことについては、ありがたいと考えている」

東京都では、14日の新規感染者がおよそ4カ月半ぶりに4,000人を超え、4,051人にのぼったほか、重症者は3人、軽症、中等症などを含めた全体の病床使用率は、16.6%だった。

沖縄県では、1,596人の感染を確認。
病床使用率は、49.8%となっている。

大阪府は2,826人、病床使用率は21.5%だった。

大阪府の吉村知事は。

吉村知事「病床使用率が35%に達すれば、これは申し訳ないけども、『まん延防止等重点措置』の適用を申請して、飲食店をはじめ、強い対策をお願いする」

全国では、2万2,044人の感染が確認され、およそ4カ月半ぶりに2万人を超えた。

また、13日までの重症者は、前の日から96人増え221人。
200人を超えるのは、2021年10月24日以来となっている。