活発な前線が本州付近に停滞している影響で、西日本を中心に記録的な大雨となり、佐賀県や広島県などに大雨特別警報が出されている。
気象庁は、土砂災害などに最大級の警戒をするよう呼びかけている。
大雨特別警報が出されているのは、佐賀県、長崎県、福岡県、広島県となっている。
佐賀・嬉野市では、降り始めからの雨量が1,024mmと、平年の8月の1カ月分雨量の3倍以上となったほか、福岡・久留米市では、8月としては最も多い、1時間に72mmの非常に激しい雨を観測した。
市内では、床上浸水などの被害が発生し、消防隊がボートで救助活動をしていた。
住民「助かった! 良かった」、「床上まで来ていたから。3時に起きたら、玄関前が出られない状況」
一方、広島市の安佐南区では、山の斜面から崩れた土砂が住宅に押し寄せたほか、西区でも道路に土砂が流れ込む被害が発生している。
雨は、このあとも降り続き、15日午後6時までの24時間に予想される雨量は、いずれも多いところで東海で300mm、関東甲信で250mm、九州北部、近畿などで200mmとなっている。
土砂災害や河川の氾濫などに最大級の警戒が必要となる。
(サガテレビ)
(テレビ新広島)
(テレビ長崎)
(テレビ西日本)