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会談に臨む萩生田経産相(左)とレモンド米商務長官=15日午前、経産省

 萩生田光一経済産業相は15日、レモンド米商務長官と東京都内で会談した。米国が日本から輸入する鉄鋼とアルミニウムに課している追加関税への対応を協議。米国は既に欧州連合(EU)との間で追加関税を一部免除することで合意しており、日本は早期解決を目指す。

 15日の会談の冒頭、萩生田氏は「今後の日米協力の在り方について話す貴重な機会だ。両国間の協力関係をさらに拡大させていきたい」と述べた。レモンド氏は「日本への関与は揺るぎないものだ。協力関係を進めていきたい」と応じた。

 米商務省は中国による鉄鋼などの生産を過剰とし、米経済に与える影響を問題視している。