今年はインフルエンザの予防接種をしますか?
新型コロナワクチンの3回目接種が話題となっています。
人の移動が多くなる年末年始を前に、インフルエンザの感染拡大も心配されます。
この冬、インフルエンザの予防接種をする(した)という方は、どれくらいいるのでしょうか?
今回は、全国の男女各546名、計1092名を対象に「インフルエンザの予防接種」についてアンケートを実施しました。
【インフルエンザ2020】62.3%が今年予防接種をしようと思っている
調査手法 | インターネットでのアンケート ※自社運営のアンケートサイト「ボイスノート」を利用して調査を実施 |
調査対象者 | 男女 |
調査期間 | 2021年12月13日~12月14日 | 質問内容 |
質問1:例年はインフルエンザの予防接種をしていますか? 質問2:今年はインフルエンザの予防接種をしましたか? 質問3:その回答の理由を教えてください。 |
集計対象人数 | 1092名(男女各546名) |
今年、60.4%がインフルエンザの予防接種を「しようと思わない」と回答
初めに、例年はインフルエンザの予防接種をしているかについて聞きました。
最も多かったのは「していない」で、44.5%でした。
「していないことが多い」と合わせると59.2%になり、例年はインフルエンザの予防接種をしていない方が多いようです。
次に、今年は予防接種をした、もしくはしようと思うかについて聞いてみました。
60.4%が「しようと思わない」と回答しました。
今年も接種はしないと考えている方が多いようです。
接種をしようと思わない理由について聞いているので、一部を紹介します。
「しようと思わない」回答理由
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インフルエンザにかかったことがない。(70代・男性)
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感染対策をしているから。(50代・女性)
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接種費用が高い。(30代・男性)
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予防接種をしてもインフルエンザにかかるから。(30代・女性)
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コロナ禍でインフルエンザが流行しないと思うので。(40代・男性)
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治療薬があるから。(40代・女性)
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今まで一度も接種したことがないから。(60代・男性)
理由として特に多く挙がっていたのが「かかったことがない」「感染対策をしているから」というものでした。
質問2の回答を質問1の回答別に集計すると、以下のようになりました。
例年は予防接種を「していることが多い」方の42.3%が、今年は「しようと思わない」と回答しています。
なぜ、今年は接種しようと思わなかったのか聞いているので、その一部を紹介します。
例年は接種していることが多いが今年は「しようと思わない」回答理由
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コロナワクチンとの併用が心配。(30代・男性)
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今年は流行しないと思うから。(50代・女性)
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ワクチン不足で予約できなかった。(40代・女性)
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コロナワクチンの接種を優先したいから。(60代・女性)
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職場での接種がないから。(20代・男性)
一方で、例年は予防接種を「していないことが多い」方の24.8%は、今年は「しようと思う」と回答しています。
その理由についても聞いているので、一部を紹介します。
例年は接種していないことが多いが今年は「しようと思う」回答理由
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今年はインフルエンザが流行すると聞いたから。(60代・女性)
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子どもに感染させたら困るから。(30代・女性)
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コロナ禍でインフルエンザになって医療機関に迷惑をかけたくない。(50代・男性)
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家族に勧められたから。(60代・男性)
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職場で接種が必要なので。(40代・男性)
まとめ
今回の調査では、今年のインフルエンザ予防接種についてアンケートを実施しました。
「例年はインフルエンザの予防接種をしている(していることが多い)」と回答した方は40.8%で、「例年は予防接種をしていない(していないことが多い)」と回答した方が半数を超えました。また、例年は予防接種をしているとことが多いと回答した方のうち42.3%の方は、今年は予防接種をしない予定と回答していました。
予防接種をしない理由については、そもそも「インフルエンザにかからないから」といった意見や、「コロナ対策をすることでインフルエンザへの感染対策もできている」といった意見が多くみられました。
一方、例年は「接種している」方が今年は「接種しない」とした理由については、「コロナワクチンと併用することへの心配」や、「ワクチン不足で予約ができないから」といった意見がありました。