すでに記録的な大雨となっている九州では、16日から17日にかけて、再び非常に激しい雨が降る見込み。
先週から降り始めた大雨で、佐賀・嬉野市で1,024mm、長崎・雲仙岳で936mmなど、多いところでは平年8月1カ月分の3倍を超える雨が降り、66地点で、72時間雨量が統計を取り始めてから最も多くなった。
16日は前線が再び北上し、17日にかけて西日本から東日本の広い範囲で非常に激しい雨が降り、九州では特に雨量が多くなる見込み。
16日夕方までの24時間予想雨量は、いずれも多いところで、九州では180mmとなっていて、さらに、17日夕方までに100mmから200mmと、再び雨量が多くなる予想。
前線は、週の中ごろにかけて日本付近に停滞する見込みで、土砂災害などに厳重な警戒が必要。