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映画を10分程度にまとめた、いわゆる「ファスト映画」を投稿サイトに無断で公開したとして、著作権法違反の罪に問われた男女3人に有罪判決。

判決を受けたのは、北海道・札幌市の無職・高瀬拳也被告(25)ら3人で、これまでの裁判で、起訴内容を認めていた。

仙台地裁は、「ファスト映画は映画の収益構造を破壊し、ひいては映画文化の発展を阻害しかねないもので、厳しい非難に値する」と指摘した一方で、「これまで、刑事責任が問われる事例はなかった」として、3人に執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。

ファスト映画をめぐる事件での判決は、全国で初めて。