感染対策のほか、受験生の切りつけ事件や津波警報の中で行われた大学入学共通テストは、2日間の日程を終了した。
53万人を超える受験生が志願した大学入学共通テストは、新型コロナの感染拡大に加え、初日には、東京大学で受験生らが切りつけられる事件がおきた。
2日目の16日には、津波警報の影響で、岩手県内の1会場で試験が中止となったほか、電車の運休で、宮城県と千葉県の2つの会場で、受験生およそ1,300人が開始時間を繰り下げて受験した。
津波による避難などにより、試験が受けられなかった受験生は、再試験や追試験の対象になる。
今回の共通テストでは、スマートフォンを使用したり、のぞき見するなどの不正行為により、3人の受験生が失格になった。