新型コロナウイルス対策を厚生労働省に助言する専門家会合で、「オミクロン株」の感染者と同じ空間を共有した人は、幅広く検査を行うことが推奨されるとの見解が示された。
専門家会合では、オミクロン株について、感染力の強さのほか、ワクチンや治療薬の効果などが懸念され、感染者と同じ空間を共有した人は、マスクの着用の有無や接触時間にかかわらず、幅広く検査を行うことが推奨されるとの見解が示された。
脇田座長は、感染した場合の重症度については「十分な知見が得られていない」としたうえで、「軽症者でも、入院が遅れると重症化につながる可能性もある」と述べた。