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17日に告示される自民党総裁選挙は、野田幹事長代行が、16日に出馬を表明し、岸田前政調会長、高市前総務相、河野規制改革相と、4人で争う構図が固まった。

野田聖子幹事長代行「(立候補予定者の政策に)小さきもの、弱きもの、その人たちを奮い立たせるような政策が、なかなか見つけ出すことができなかった」

出馬を表明した野田氏は、「女性、子ども、高齢者、障害者が、しっかりと社会の中で生きていける保守の政治を作りたい」と強調した。

河野規制改革相「(野田幹事長代行の出馬について)しっかりと論戦ができればいいなというふうに思っております」

河野氏を支援する会には、石破元幹事長と小泉環境相が出席し、石破氏が、「古い自民党と国民との戦いだ」と強調した。

岸田前政調会長「(石破氏の発言について)変えるとか新しいとか、いろいろ言葉が躍っておりますが、何をしたいのか、これは具体的に明らかにするべきだ」

また、高市氏は、地元の奈良県議会議員とオンラインで意見交換した。

高市前総務相「必ず雇用を増やし、所得を増やしていく。そして、全世代の方々に安心感を創出していく」

一方、野党は、総裁選をめぐる動きを批判した。

立憲民主党・安住国対委員長「全くコロナそっちのけで、党改革だなんて恥ずかしいと思いますよ」

自民党総裁選は、17日に告示され、投開票は29日。