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 2001年11月、アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバンが米軍の空爆を受け、首都カブールから敗走した。その直後にカブールに入り、理髪店でひげをそる男性や、全身を覆うブルカと呼ばれる服を脱いだ女性が学校で学ぶ姿を目の当たりにした。タリバンの禁じた行為が誰はばかることなくできるようになり、カブールは自由をかみしめる人々の喜びに満ちていた。それから20年。笑顔は再びかき消された。