忘れられた戦場とも言われたイエメン内戦は、このところ又激しくなっている模様です。
al sharq al awsat netは、サウディ等アラブ連合軍によれば、同軍航空機は16日、マアレブ、ジャウフ、西部海岸地帯を空爆し、地上戦と合わせ24時間内にhothy軍615名殺害という前例のない戦果を挙げたと発表したと報じています(もっとも別のメディアはこの数字を365名としており、地上部隊を現地に有していないサウディ側の発表は、どうしても過大になる傾向がありそうです。但し、同時に大量の車両等を破壊したとしている方は割かし正確でしょうか?)
またal qods al arab netは、タエズ方面で、南部分離主義勢力軍(UAEが支援)と部族軍等は、hothy軍と激しい戦闘を行い、hothy軍の進撃を阻止し、彼等を敗走させ、その後掃討作戦を行っていると報じています。
سائر غير مسبوقة للحوثيين في مأرب والجوف | الشرق الأوسط (aawsat.com)
実態は上に書いた通り不明ですが、イエメンのいたるところで地上戦空爆が激しくなっていることは事実のようで、イエメンの国民不在の戦闘は、大義名分もなく(何しろ政府側の大義名分の象徴たるhadi大統領は依然サウディに亡命?している)だらだらと続いているようです。