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 【ワシントン=塩原永久】米中首脳は15日(日本時間16日)のオンライン会談で、気候変動問題や公衆衛生対策といった地球規模の課題で協力する必要性を確認した。米中は国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、地球温暖化対策の共同宣言を発表。会談でも「両国の利害が交わる課題」として議題に上がった。ただ、トップの直談判でも大きな進展はなかったもようで、対立緩和を探る外交努力の難しさを浮き彫りにした。