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福井県の敦賀原発2号機の再稼働に向けた審査の資料が書き換えられていた問題で、原子力規制委員会は再稼働の前提となる審査の中断を決めた。

敦賀原発2号機をめぐっては、建屋の真下を通る断層が活断層かどうかが焦点となっているが、日本原電は地質の観測記録の一部を無断で書き換えていたことが明らかになっている。

原子力規制委員会は18日の定例会合で、「資料は、基本的な科学的作法にのっとってもらわないと話にならない」と指摘し、データの信頼性が確認されるまで審査を中断することを決めた。

この問題で審査の中断は2020年2月に続き、2度目となる。