日本人拉致問題を含めた北朝鮮の人権侵害を非難する決議が、国連総会の委員会で採択された。
北朝鮮の人権侵害を非難する決議が採択されるのは、2021年で17年連続。
決議では、拉致問題をめぐり、被害者と家族の長年の苦しみに重大な懸念を表明、日本人拉致被害者などの即時帰還の重要性を強調するとともに、被害者の正確な居場所を知らせるよう強く求めている。
また、新型コロナウイルスの影響もあり、北朝鮮の市民生活が困窮していることにも懸念を表明、資源を核兵器や弾道ミサイルの開発に費やしていると非難している。