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 【ワシントン=大内清】日米韓3カ国の外務次官協議が17日、米首都ワシントンで行われ、中国による東・南シナ海での覇権的海洋進出や、台湾海峡の平和と安定の維持、弾道ミサイル発射を繰り返す北朝鮮への対応などを議論した。3者はインド太平洋地域における協力の重要性などで一致する半面、当初予定されていた共同記者会見が急遽、「日韓間の意見の不一致」を理由に米国単独に変更されるなど、悪化した日韓関係が3カ国の連携強化の足かせとなっていることも浮き彫りとなった。